きゃらめるの法律勉強記録

司法試験を目指す女子大学院生のブログ。

自己紹介2〜学習歴〜

いろんな方々の勉強法や試験歴などを参照する際に、

自分にそれが当てはめられるかなとか、どこを参考にできるかなとか、いろいろ考慮することがあると思います。

 

そこでの判断材料ってやっぱり学習歴かなと思うので、私もここで述べますね。

これからロー入試を迎える方の参考になればと思います。

 

・受けたロー

[明治・中央・早稲田・慶應・東大]

結果:私立は全て合格(明治全免・中央半免)、東大結果待ち

 

・学習歴

私はi塾48期で、大学1年になると同時に入塾しました。

塾長クラスを選択して、とりあえず講座を塾のスケジュール通りに消費することに尽力しました。

でも18歳の子がいきなり憲法論や民法・刑法の概念、下4法の理解などできるわけもなく(国語力が本当にないので...私には全然理解できませんでした)、ただただマーカーで線を引いて適当にメモして勉強したつもりになっている日々を過ごしていました。

もちろん復習なんてしてなかったし...

 

そんな感じで論マスにも突入してしまい、よくわからないまま2年が過ぎました。

 

膨大な量の講座を見るだけでもかなりの時間を割いたし、論マスの段階だと一応予習や答案構成して受けてたし(今考えれば、何の予習をしてたんだってくらい本質的な勉強をしていなかったけど)、あの時はちゃんと勉強してるから自分は大丈夫なんだ、このままやれば予備だって受かる!なーんて楽観的に考えてました。

 

たまに伊藤塾のゼミ(予備選抜ではなく課金するやつ)をとったりもしました。

なので、答案の書き方や型などは2〜3年生の段階で身についていたのかもしれません。

ですが、本質的な法律の基礎は全くわからないまま答案を書こうにも書けないので、結局うわっつらだけの勉強(?)をしていました。

 

しかし、3年の短答も法律科目で100点ない現状に焦りを感じだし、3年の夏頃から、知り合いの司法試験合格者に答案添削をしてもらうことにしました。

 

内容は、論文マスターで扱う、問題研究(問研)のAランク問題をひたすら解いて、添削してもらって、知識補充をしてもらうこと。

どのくらいのペースでやっていたかは忘れましたが、Aランクの問題でこれは外せない!みたいな問題はとりあえず4年までに1周しました。

もちろん上記のような状態の者が答案なんて書けるわけもなく、どの問題も、どんな参考書・論証集を使っても良いという条件のもと、1個の答案書くのに何時間もかけていました(だいたい毎回3~5時間かかっていたと記憶しています。時間はかかりますが、答案がだいぶ書けるようになりました)。

 

そんなこんなで知識はより正確になった状態で望んだ4年の短答もぼろっぼろで、3年時より法律科目は点数上がったけれども、合計点数はまさかの同じという...(3年の時謎に一般教養の点数が良かった)。

 

短答終わったあたりから、私は急激に不安にかられるようになりました。

就活もしていない、予備試験も短答すら落ち続けている、ましてや点数も伸びていない、こんな状態でロー入試受かるのか????

結構病んでいたと思います。

 

でもやるしかないので、6月下旬頃から(短答終わった後の5月6月はだいぶ遊んでましたね、あと不安すぎてメンブレして勉強に集中できなかった)、慶應ローの過去問を解きはじめました。問研や予備の問題に慣れていると、過去問はかなり簡単で、なんとかなりそう?!みたいな問題がある一方、いやこんなのできない、落ちるわ、みたいな問題も混在していて、やる気のアップダウンが激しかったですね。

 

また、予備試験合格した人に論ナビ(論文ナビゲートテキスト、いわゆる論証集)をひたすら回すのがいい、これを覚えることから始めよ、と言われたので、とりあえずAランクの論証を覚えました。覚えるというより、理解し、自分の言葉で説明するような練習をしていました。

やっぱり論証集に載ってる言葉って難しいし、いざ自分で説明するってなっても全然理解できていなかったり、キーワードが記憶の過程で抜け落ちていたりするので、毎日論証集とにらめっこして、部屋にこもりながら、独り言をずーっとブツブツしてました。

論証集をまず自分の言葉で噛み砕いて説明できることが一番大切だと思いました(民法はどちらかといえば条文操作に慣れる方が大切かも)。

 

こんな感じで、私はだらだらと4年間勉強していましたが、本気でローの勉強をし始めたのは6月下旬、論証集などを見ずに補助なしで答案が書けるようになったのは、本当に7月くらいだと思います。

そんな時期からでも慶應に合格できたのは、やっぱり曲がりなりにもずっとi塾のテキストをやり続けたっていうのがあると思います。

 

なので、ロー受験をする方は、とりあえず、論マスまで聞き終えることが先決だと思います。

それが終われば、論証集を自分の言葉で説明できるまで理解することが重要です。

これさえできれば、いくらロー人気再燃、入試激化といわれる中でも、ロー入試は突破できると思います。

 

次の投稿では私が実際に各校の受験までにどんな勉強・対策をしたかについてお伝えしますね。

 

ではでは。